のべおか「第九」を歌う会
会長　日髙 孝紀

　皆様こんにちは。そしてはじめまして。この度、推挙され今村愛子先生からバトンタッチして新会長となりました北方医院の日髙孝紀と申します。歴代の会長からいたしますと若輩で少し心もとないかもしれませんがどうぞよろしくお願いいたします。
　さて年末に我々が毎年決して同じメンバーでない団員で、その年々の指揮者の表現により決して同じものではない演奏を楽しみ、第九を歌って、また全く同じでない観客の皆様が受け止めてくださる。感動してブラボーという声を上げる方もおられれば、しんみりと味わい深く聞きほれられている方もいらっしゃいます。我々の第九の合唱の何かが観客の方に伝わって、また観客の皆様の反応が我々合唱団へそれぞれ違う何かを伝える。それがまた今年も第九を歌おう、最近休んだけどまた歌ってみたいみたいなエネルギー、ガソリンになったりします。
　わざわざこの文章を読んでくださっている皆様の参加はもちろんですが、ドイツ語は無理、難しそうと言われる方にも大丈夫な様に初心者練習も準備しております。今回はフルオーケストラではなく２台のピアノによる第４楽章のみではありますが、すばらしい指揮者とソリスト４人もお迎えしており、昨年の年末の野口遵記念館開館記念式典での演奏を聞かれた方からは今回の企画より簡素であったにもかかわらず良かったとの評価も得られ、きちんと練習を行い、表現もきちんとできればすばらしい演奏になると信じております。
　第九の演奏はフルオーケストラの時の3年に一度の開催で良いのではと言う意見も少しはありましたが、これまでコロナの2020年以外1986年より毎年続いた年末のこの第九の灯を消すわけにはいきません。また来年は延岡フィルハーモニー管弦楽団と第一楽章から延岡総合文化センターで行う予定ですが、今年の野口遵記念館は施設も新しく、響きも良く、合唱団も観客の皆様もまた違った気持ちよさがあるのではないかと思います。
　合唱団は大人数だと迫力もあり、ぜひ旧友、現在のお友達、若い方にも合唱での参加のお誘いのお声掛けいただければ言うことはありません。学生以外の入会金5000円につきましては練習会場使用費、現在でもご厚意で安くして頂いている指導者の方々への謝礼、今回のご案内を含む事務手続き費等もありご理解いただくと幸いです。また今回、学生以外の団員のチケット販売協力については極力少なくなるようにしたいと思います。
　もし今年の第九の合唱参加はできない方も、毎年年末に合唱に参加された方々と鑑賞し支えていただいた方々のお力により、県北の誇れる文化の一つとなっている 第九をつなぐ意味でも観客としての参加をお待ちしております。
　いや、ぜひ一緒に楽しむために合唱の方の参加を心よりお待ち申し上げます。

• のべおか「第九」を歌う会
  • 会長 : 日高 孝紀
  • 事務局長 : 渡邉 行守
  • 事務局 : 野本 光江
  • mailto:nobeoka@dai-9.info