練習記録

2023年12月16日 「第九」とクリスマスの夕べ

公演当日

 公演当日は気温は暖かかったものの、午後から少々天気が崩れ風が強くなりました。開演を前にお世話係さんを中心に、早めに出てきた団員がプログラムの準備中です。



 ホールでは、ひむかオペラの会、延岡フィルハーモニー管弦楽団がゲネプロを行っていました。





 我々合唱団も楽屋で柔軟体操と声出しを行い、ホールに向かいます。
 ゲネプロでは、まず791小節の出出しが難しいところをまず練習して、頭から通し。そしてアンコール曲の「聖夜」と続きました。


 ピアニストの譜めくりがやりやすく工夫された楽譜、途轍もなく音符が小さい!


 ゲネプロでは、ソリストも参加。


 ゲネプロが終わり受付に回ると、開演を前に、早くもお客様が並び始めていました。



 演奏会の様子、舞台の最後尾からビデオで据え撮りしています。
【ひむかオペラの会によるステージ】


【延岡フィルハーモニー管弦楽団によるステージ】


【交響曲第9番ニ短調作品125「合唱つき」(2台のピアノ伴奏による第4楽章)】


※ダイジェスト動画


 練習の後、控え室に移動し、解団式を行いました。
日高会長あいさつ
「皆さんの尽力で客席を満席にすることができました。満席で歌うというのは気持ちも違いますね。初めはこの演奏会がうまくいくか不安がありました。これまでのようなオーケストラとやれない中、ひむかオペラの会の皆さんと延岡フィルの皆さんのご協力を得た今回の演奏会だったこと、本当にありがとうございました。そして山本先生、本番では指揮をビシビシ決めていただき、本当に歌いやすかったと思います。そしてソリストの4人の皆さんも加わっての第九と言われることもあります。合唱団だけで歌うのと全然趣も違いますし、観客の皆さんも喜んでいただけたのではないでしょうか。そして、指導者の皆さんも自分の用事を割いてご指導いただき、団員係の皆さんもご協力いただきました。そして事務局のご尽力。また組織委員会でチケットの販売をやっていただいたり、陰で力になっていただいています。団員も最初は集まるかな…だった中、80名集まっていただきましたが、できたら来年はフルオーケストラでやりますので、引き続きご参加いただき、80名からは増やしたいなと思います。」


山本俊之先生ごあいさつ
 お疲れ様でした。今晩の歌が一番素晴らしかったと思います。半年間、ご指導の先生方、それに応えてくださった合唱団の皆さん、一番良い結果が今晩出せたのではないかと思います。来年、延フィルと一緒にやられますけども、指揮者の山上さんは、多分今、27歳。本当に有望な指揮者ですので、ぜひ楽しみにしていただき、ソリストも今年の4人がそっくり来年も歌います。アマチュアオーケストラにとって、全楽章というのは本当に高いハードルです。今後、延岡で「第九」を続けていくために延フィルも全力で頑張っていただくと思いますので、会長がおっしゃったように、来年は団員を三桁に。…実は延フィルを作るときに夕刊が“高速道路は通じていないけど、オーケストラがある”と記事にしていただいたことがあります。高速道路は通じているけど「第九」はないという街もあります。延岡は、「第九」もあれば、オペラの会もあって、オーケストラもある。合唱団もいくつも活動していただいている。延岡というところは、それらの皆さんが本当に仲が良くて素晴らしいものが出来ていると思います。その良さをこれからも続けてほしいと思います。今回はお声がけいただき、ご一緒させていただいて、本当に感謝しています。ありがとうございました。


 来年は12月14日(土)に延岡総合文化センターで、延岡フィルハーモニー管弦楽団との「第九」演奏会です。