メゾ・ソプラノ
増田 弥生 (ますだ やよい)
東京芸術大学声楽科主席卒業。明治安田生命クォリティオブライフ文化財団の奨学生として、ウィーン国立音楽大学声楽課リート・オラトリオ科に留学。帰国後、東京芸術大学大学院修士課程、新国立劇場オペラ研修所第4期を修了。更に文化庁派遣芸術家在外研修員、ロームミュージックファンデーション音楽在外研修生として2009年までウィーンにて研鑽を積む。
2004年新国立劇場「ファルスタッフ」ページ夫人役で日本での本格的オペラデビューを飾り、その後東京二期会「ワルキューレ」でフリッカに抜擢され高い評価を得る。新国立劇場での「ワルキューレ」ではジークルーネを演じ、同役で「NHKニューイヤーオペラコンサート」にも出演。
近年では東京二期会「ばらの騎士」アンニーナ、「ルル」ゲシュビッツ伯爵令嬢、びわ湖ホール「ワルキューレ」ワルトラウテ、新国立劇場及び東京二期会「椿姫」アンニーナなどを演じて好評を博している。
コンサートでは「ヨハネ受難曲」、「メサイア」、「戴冠ミサ」、「レクイエム」、「第九」等のソリストの他、ドイツ歌曲や日本歌曲によるリサイタルでも活躍している。
日本音楽コンクール声楽部門第1位、友愛ドイツ歌曲コンクール」第1位。二期会会員。