ピアノ
石山 聡
1987年東京音楽大学卒業。1989年渡仏。エコール・ノルマル・ドゥ・ムジーク・ドゥ・パリにてヴィクトリア・メルキ女史に師事し、1990年ピアノ高等教授資格を取得し修了。フランス・アルベール・ルーセル協会より奨学金を授与。1991年スコラ・カントルムに移りギャビー・カサドジュ女史(ロベール・カサドジュ夫人)に師事し、1992年同音楽院最上級課程、ピアノ高等演奏家資格を審査員全員一致付きにて取得し修了。1993年トゥールーズ国立音楽院第三課程高等研究科にてテレーズ・デュッソー女史に師事。1994年同音学院を修了し、再度パリ・エコール・ノルマルに入学し、ピアノ高等コンサーティスト課程においてアキレス・デレヴィニュ氏に師事。
また、エフゲニー・マリーニン氏のマスタークラスを数回受講し薫陶をうける。コンクール、オーディション等においては、88年第7回アゼリア推薦新人演奏会オーディション合格。92年ラ・セヌ・フランセーズ・コンクール金メダル受賞。93年トゥールーズ国立音楽院第三課程高等研究科にてT.デュッソー女史に師事し、94年同音楽院を修了し、再度、エコール・ノルマルに入学しピアノ高等コンサーティスト課程においてA.デレ=ヴィニュ氏に師事。滞仏中、J.ルヴィエ、P.ドヴィヨン、Sペルティカロリの諸氏に師事、E.マリーニン氏マスタークラスに参加等で薫陶を受ける。92年ラ・セヌ・フランセーズ・コンクール金メダル、93年J.Sバッハ国際コンクール第2位(パリ)等。同年パリ、94年セヴィリア、パリ等でリサイタルを行い、96年帰国。帰国後もパリをはじめ、ハンブルク、ブリュッセル、リエージュ、ナミュール、テルニ、ジローナ、アリカンテ等、欧州の各地より招かれ、リサイタル、協奏曲のソリスト等を務める。日本では「NHK-FMリサイタル」出演。邦人現代音楽作品の世界初演、放送初演、放送再演等を行う。08年よりフランス、「コロンブ市夏季国際音楽アカデミー」においてピアノ指導教授として名を連ねている。同年、フランク、ルノーの「ピアノ音楽」のCDをANIMAレコード(フランス)よりヨーロッパでリリースし、09年キング・インターナショナルを輸入代理店として日本でも紹介されフランスや日本において高い評価を受けている。現在、大分県立芸術文化短期大学准教授。