練習記録
2000年8月24日
「第九」メドフォード公演
コーエン・オーディトリアム前
- 会場前の様子です。私たちの心配を払拭するようにメドフォード市民の方々が続々とつめかけてきました。(大谷和利さん撮影)
いよいよ本番
- コーエン・オディトリアムの舞台に延フィルメンバーがまず勢揃い。
- ここは延岡の野口記念館を少し小さくしたような造りです。客席は2階席まであり600名が収容人員です。
- さて、いよいよ三上次郎先生作曲の「遙かなる幻影」の演奏です。
- 15分間の休憩のあと、「第九」の演奏がはじまりました。
- 舞台が狭かったので、合唱団員は舞台に座ることができませんでした。
- 第1楽章と第2楽章の演奏中は合唱団、舞台の袖でスタンバイです。
- 末廣先生の指揮の様子です。
- 私が立っていた場所(コントラバスの横)にDVカメラを据えていたのですが、舞台の照明の調子がよくなく、逆光補正で撮影したものです。
- 演奏は第1楽章、第2楽章と粛々と進んでいきます。
- 延フィルのみなさん、ここまで大変な練習をされてきているのでしょう。合唱団の我々は舞台の袖でそんなことを考えながらこの演奏を聴いていたことと思います。
- (私はもうそのとき舞台の上にいてこれを撮影していましたが…)
- さていよいよ3楽章の始まりです。
- その前にチューニング…
- 合唱団も入場すると舞台が狭くなってしまいました。このように3楽章は立ってスタンバイです。
- (客席からの撮影を頼んでいた業者にビデオを録画ミスされてしまいました。これは延岡市総務課が撮影した画像です。)
- 日米混声合唱団
- 合唱団員には現地の方々も加わっています。日米混声合唱団?…です。
- (現地の方々の声の素晴らしいこと。びっくりしました。)
- 延フィル、「第九」を歌う会、今までの成果を完全に出し切った演奏が終了しました。
スタンディングオベーション
- 演奏終了直後、客席のほとんどの方々が立ち上がって賞賛してくれました。
- とぎれることのない拍手、拍手、拍手!そして歓声。(写真の8枚中、延岡市総務課撮影:上5枚・大谷和利さん撮影:下1枚)
- 末廣先生も我々を讃えてくれました。合唱団員のみなさん、大満足です。
終演後の会場
- 感動さめやらぬ会場で、まず櫻井訪問団長がごあいさつ
- 「みなさん、どうもありがとうございました。姉妹都市メドフォードのみなさんに心を込めてお贈りしました、ベートーベンの交響曲「第九」番いかがでしたでしょうか。
- 私たちは今日ほどメドフォードの市民の皆様と心を一つにして感動を覚えた時はございません。今日の感激を大切にしながら、相互の交流をさらに深めていきたいと思います。それでは、延岡市とメドフォード市の親善大使を選ばせていただきたいと思います。」
- 引き続き、メドフォードの延岡市への親善大使を選ぶ抽選会になりました。
- 実は今日のコンサートチケット、半券に名前を書いて出すようになっていて、“当選者2名1組が延岡市への訪問旅行”というオマケ付きだったのです。
- 抽選会の司会はメドフォードのマッグリン市長です。
- 当選は下の写真の女の子。名前はニーガン・マルティネッティちゃん(8歳)でした。おかあさん(マージー・マルティネッティさん)と一緒にカメラのフラッシュをあびていました。
- マッグリン市長に名前を呼ばれたとき、このあとすぐにひとりで日本に行くのかと勘違いして泣き出してしまったようです。
- 延岡でお待ちしています。どうぞ親子でおいでください。
ちょっと個人的なスナップをここに…
- マッグリン市長
- 撮影に使ったビデオ機材を抱えて遅れて舞台を降りると、そこにはマッグリン市長が。
- 昨晩の歓迎パーティで顔を覚えていただいたのか、にこやかにねぎらいの言葉をかけてくれました。(もっと英語、わかって話せるとなぁ…)(写真:大谷和利さん提供)
- 延岡からのサポーターのみなさん
- はるばる延岡からサポートするために駆けつけてくれた皆さんです。
- 中央は延岡城址薪能実行委員長の松下さん。持っていただいているのは私の親父の遺影です。(このメドフォード公演のサポーターとして参加を楽しみにしていましたが、夢はたせず、この年の6月に亡くなりました。このような形での参加となりましたが、当日は会場のどこかで聞いてくれたのだと思っています。)
- ボストン在住のテクニカルライター大谷和利さん
- お昼前にボストンのホテルでお会いした大谷さん、メドフォードの私たちのコンサート会場まで足をのばしてくれました。
- 当日はご夫婦でコンサートをお聴きいただき、誠にありがとうございました。