練習記録

2000年8月22日

ウェルカムパーティ

会場

  •  メドフォード高校の体育館に到着しました。
  •  広々とした館内にアメリカと日本の国旗が掲げてありました。

パーティ会場

  •  メドフォード市のマッグリン市長みずから開式直前の場内を仕切っていました。

マッグリン市長

ウェルカムパーティ開会
 式典の最初にバグパイプ隊が入場。つぎにアメリカと日本の国旗が入場です。

パーティ開会

国歌演奏

  •  アメリカ国歌の演奏を現地ブラスバンド。日本国歌は延フィルのメンバーが演奏しました。

アメリカ国旗掲揚日本国旗掲揚

関係者のあいさつ

  •  アサヒアメリカのバド・ルイス社長(メドフォード商工会議所会頭)が司会を務めました。
  •  延岡市とメドフォード市の姉妹都市提携のきっかけをつくられた方です。

アサヒアメリカのバド・ルイス社長

  • 「わたしの思い立った提案で20年前に姉妹都市が締結され、それが年月を経てこんなに見事に花開いたことに喜びでいっぱい。両市は互いに歴史と伝統を持ち、海や川など豊な自然に恵まれ、工業技術を持ち、共通する点も多い。これからもさらに友好を深めていきたい…(要旨:夕刊デイリーから転載)」

メドフォード マッグリン市長のあいさつ

マッグリン市長

  • 「今日ここに、櫻井市長様をはじめ日本の延岡からの皆様をお迎えして心から歓迎を申し上げます。ただいまから姉妹都市20周年を記念しまして皆様とお祝いをしたいと思います。
  • 櫻井市長様をはじめ日本からの派遣団の皆様、ようこそおいでくださいました。ご挨拶を交わし、プレゼントを交換したいと思います。45年ほど前、当時の大統領だったアイゼンハワー氏が提唱した“姉妹都市”という概念がありました。このコンセプトは『姉妹都市を結ぶことによってそれぞれの地域を活性化し、お互いにコミュニケーションを図り創造力を増し多くの問題点を解決していき、文化・学術・経済の交流を図っていこう』というような趣旨でございます。そのような考え方に沿いましてメドフォードと延岡はお互いを尊敬し、評価しあいながら高めてきたわけでございます。それぞれの家庭を訪問し文化を経験したり、親睦などを行ってきたわけです。前回の訪問のときに前市長や延岡の方々が示していただいたご親切やあたたかいおもてなしを通じまして、この姉妹都市の概念がすばらしく実現されてきたものと思われます。今、私どもは新しいミレニアムにはいりますけれども、このようなコミュニティ同士の関係を続け、今までの20年間のようにさらに友情を深めてもらいたいと思います。私ども両市は自然や歴史・文化に恵まれた土地でございます。このような点を活かしさらに前に進んでいきたいと思います。また工業技術等にもお互いの発展を望みたいと思います。最後になりましたが、延岡の皆様方、いつでもメドフォードにお越しください。大歓迎をいたします。メドフォード市民を代表いたしまして、あなたがたを含め延岡におられますすべての市民の方々にご挨拶を申し上げ、さらにこれから20年、お互いの友情を深めてまいりたいということを祈念いたしましてご挨拶といたします。」

延岡市 櫻井市長のあいさつ

櫻井市長

  • 「本日は私たちの訪問をこのように大歓迎いただき、訪問団を代表いたしまして篤くお礼を申し上げますとともに、延岡市とメドフォード市の姉妹都市提携20周年をともに喜び合いたいと思います。
  • 両市は1980年の姉妹都市提携以来、相互訪問や高校生の派遣プログラムを続けながら交流を図ってきたわけでございますが、この20年の歴史は関係者の皆様をはじめ両市民の姉妹都市交流に対する熱意により築かれたものであると感謝申し上げます。また本日はこの会場までパトカーに先導していただきましたが、団員一同大喜びでした。深くお礼申し上げます。メドフォード市訪問は、私、市長就任以来の夢でした。今回、姉妹都市締結20周年という節目の年に250名の延岡市民とともにメドフォード市を訪れることが出来て大変感激しているところでございます。折しも今年はミレニアムの年であり、延岡フィルハーモニーの10周年、のべおか『第九』を歌う会の15周年でもあり、記念する年が重なり合い、巡り会う年であります。このすばらしい記念すべき年に姉妹都市メドフォードの皆様とこのように交流することが出来ますことは、私たちの歴史に残るすばらしい出来事だと思います。今回、私たちはベートーベンの『第九』交響曲を携えてやってまいりましたが、この曲は人類愛をテーマとする交響曲でございます。姉妹都市提携20周年を祝うには大変ふさわしい曲でございます。メドフォードの皆様の心に届くよう、一生懸命に歌い、演奏いたしますので、24日には是非コーエン・オーディトリアムにおいでいただき、コンサートを楽しんでいただきたいと思います。音楽を通しまして私たちの心が一つになります瞬間を味わいましょう。また、今回の訪問をきっかけにして、市民の間に数多くの出会いが生まれ、市民レベルの交流の輪が広がっていくことがねらいでもあります。20周年の大きな節目をステップとして、両市の絆が今後ますます深まっていくことを願い、ご挨拶といたします。」

ポール・ドナート 氏(前メドフォード市長)のあいさつ

ポール・ドナート 氏

  • 「前市長のドナートでございます。私がこのように姉妹都市交流の中で市長在任中に姉妹都市プログラムに参加できたことを大変名誉なことと思います。
  • 私は延岡市に訪問団として訪れましたけれども、そのときに受けました皆様がたのご親切が大変心に残っております。来年延岡に訪問することがある予定ですが、また皆様のご親切、暖かさに触れることを楽しみにしております。」

パット・サバージ 氏(ロータリークラブ国際委員会委員長)のあいさつ

パット・サバージ 氏

  • 「高校生の相互派遣を担当してきましたが、これは87年に話がありまして、ロータリークラブでスポンサーをという話がございました。
  • 先月の交流で延岡から戻ってきた2人がここへ来ております。そしてみなさんにお知らせしたいことは私どもインターネットのホームページを開いておりまして、何年に誰がどういうことをやったかということを見られるようになっております。どうかアクセスをしてご覧になっていただきたいと思います。」

松江 雄二 氏(延岡フィル代表)のあいさつ

松江 雄二 氏

  • 「ここメドフォードで精一杯、心をこめて演奏いたします。私たちはアマチュアであって、プロではありません。ところによっては、調子はずれだったり、乱れたりするかもしれません。
  • しかし、私たちが精一杯、全力を尽くして、心をこめて演奏するならば、共感していただけるだろうし、音楽は全世界の共通語となって伝わるであろうと、確信しております(要旨:夕刊デイリーから転載)」

記念品の交換

  • メドフォード市から延岡市へ
  •  3本のマストが立っている“コンスティチューション号”。アメリカのシンボル的な船の模型です。

メドフォード市から延岡市へ

  • 延岡市からメドフォード市へ
  •  内藤家伝来の天下一能面(小面)の写し面、そしてヤブ椿のちぎり絵です。

延岡市からメドフォード市へ

いよいよ乾杯!

  •  佐藤延岡市議会議長の音頭で乾杯です。

佐藤議長による乾杯

開宴

  • ブラスバンドの生演奏がBGMです。いよいよ開宴しました。

開演

私たちも日本の歌をプレゼント

  •  『第九』の合唱の合間に練習してきた“日本の歌”をメドフォード市民にプレゼントしました。今村先生、あっちいったりこっち登ったりしての指揮、大熱演でした。

延岡から歌を

  • ブラスバンドの生演奏が続きます。メドフォードと延岡のみなさん一緒に踊り出しました。

会場の様子

アメリカンスタンダードナンバーでばんば踊り?

  •  延岡の訪問団の誰が踊り始めなのかは、わかりません。アメリカの曲にあわせて“ばんば”を踊り始めたのです。踊る速さこそ違え、きちんと合ったのがなんとも不思議です。
  •  もちろん最後は“新ばんば踊り”でバッチリ決めました。

ばんば踊り

  • こうして延岡市とメドフォード市の感動的なウエルカムパーティが終わりました。