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2021年11月19日 延岡市文化功労者表彰式

延岡フィルハーモニー管弦楽団音楽監督の椛山達己先生が、学芸文化部門を受賞

 令和3年度(第72回)延岡市文化功労者表彰式がカルチャープラザのべおかハーモニーホールで行われました。

関係者記念写真

 受賞者は政経文化部門に生田邦昭氏、そして学芸文化部門に延岡フィルの音楽監督の椛山達己先生です。

受賞者のお二人

 表彰式の様子です。


 椛山先生には2000年のメドフォード公演に続き、今回の公演では、延岡フィルハーモニー管弦楽団、そして合唱に参加した高校生のご指導で、大変お世話になりました。

椛山 達己 氏 (延岡フィルハーモニー管弦楽団音楽監督)

椛山達己先生功績
 「地元でオーケストラを作って延岡をヨーロッパのような音楽のあふれる街にしたい」という高校時代からの夢を実現し、平成2年に延岡フィルハーモニー管弦楽団を設立。
 その後、音楽監督として31年間地域に密着した演奏活動を続け、延岡フィルハーモニー管弦楽団を「わが街のオーケストラ」として市民に定着させた。
 また、ひむかオペラの会とのオペラ公演、のべおか「第九」を歌う会との第九公演、吹奏楽コンクールにおける全国大会出場など、常に県内の音楽会をリードしてきた。

喜びの声
 「高速道路はなくてもオーケストラがある。」これは夕刊デイリー新聞社の坂本光三郎さんが延フィル設立当時の延岡について語られた言葉です。私達はこの誇り高い名言をずっと大切にしながら活動しています。
 それから31年、高速道路はつながりましたが、インターネットの普及により人と人とのつながりは急速に失われつつあります。さらに、新型コロナウイルスの出現で音楽は不要不急なのかという問いも突き付けられています。そんな中、延フィルは昨年創立30周年を迎え、31年目の今年は第19回定期演奏会を開催し、空気振動によって伝わる音楽はウイルスよりもずっと強いと主張することができました。
 もうひとつ言葉があります。「音楽を指揮する人は、優秀な音楽家を育てようとするより先に、自分の生まれた故郷を愛する人間を育てなさい」というL.バーンスタインの言葉です。この言葉は、私の指揮者としての生活をずっと支えてくれています。
 カルチャーの語源は「耕す」なのだそうですが、授業や部活動に加えて、9年前に延岡学園高校に普通科「音楽専攻」を開設できたのは、まさにその土壌を得たと喜んでいます。
 ともあれ、このような状況の中、この受賞によって延フィルや生徒達、そして延岡の音楽界がいかに素晴らしいかを語れたことに感謝しています。

(表彰式配布資料から)